新潟県佐渡市、国立大学法人新潟大学(以下:新潟大学)、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、地域住民とともに、自然と共生しながら経済の発展を実現する社会システムを検討するため、佐渡市にリビングラボ「佐渡島自然共生ラボ」を開設し、2022年11月19日に開設記念シンポジウムを開催しました。
当日は、元農林水産事務次官 末松広行氏をはじめ佐渡市長 渡辺竜五氏や新潟大学学長 牛木辰男氏にもお越しいただき、参加者は約180名(現地:104名 オンライン:74名) と大盛況でした。NTTデータからは、常務執行役員 茅原英徳が出席いたしました。
現在佐渡島自然共生ラボでは、地域の課題解決に資する、島内食材での特産品作りや、竹資源の活用など複数のプロジェクトが立ち上がり、進んでいます。引き続き、自然共生の社会を実現するための多彩なチャレンジを展開していきます。
佐渡島自然共生ラボ開設シンポジウムについて
本シンポジウムでは、農林水産事務次官としてご活躍された東京農業大学特命教授で佐渡市総合戦略アドバイザーの末松広行氏を講師に迎え、産学官民が連携して取り組む地域創生の可能性について考えました。また、佐渡島自然共生ラボの開設に至る経緯をたどり、ラボの理念と機能、動き始めているいくつかのプロジェクトについてプロジェクトメンバーより報告を行いました。
<プログラム>
- 主催者挨拶
- 佐渡島自然共生ラボ発足の経緯
- 基調講演SDGs時代の持続可能な地域づくり
- トークセッション
- 佐渡島自然共生ラボで始まったプロジェクト紹介
佐渡島自然共生ラボとは
<コンセプト>
自然と共生する未来を探し、豊かな暮らしを創り出す
わたしたちの暮らしを支える豊かな自然に恵まれた佐渡島。
この島を舞台に、自然共生の社会を実現するための多彩なチャレンジを展開しよう。
傷ついた自然をどう再生するか、自然資源の好循環をどう促進するか、うまく使うことができなくなった自然をどう活用するか・・・
さまざまな産業に従事する人びと、企業、自治体、大学などがつながり、アイデアを重ねながら、サステナビリティをめぐる課題に挑みます。
<機能>