自然共生の未来を探究する連続ワークショップを開催

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自然共生の未来を探究する連続ワークショップを開催

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、国立大学法人新潟大学(以下:新潟大学)と地域住民と共に「循環」をテーマに地域創生を進める連続ワークショップを2022年6月から8月にかけ全5回開催しました。

連続ワークショップでは、延べ209名が参加し、正式にリビングラボの開設が決定すると共に、「佐渡島の森林海のポテンシャルを生かした産業が発展し、豊かさが実感できる島を実現する」というリビングラボのテーマが決定しました。

【背景】 

佐渡島は豊かな自然に恵まれています。森と海の間に広がる多彩なランドスケープには、さまざまな資源が溢れています。しかし、自然の恵みを享受して発展してきた佐渡島の第一次産業は、現在、自然環境や社会の変化に伴うさまざまな課題と直面しています。

どのようにしたら佐渡島のポテンシャルを最大限に生かし、地域の発展につなげていくことができるのか。

業種の垣根を超えて対話し、新たな視点で課題を捉えることで、自然共生という視点から、島の未来の可能性を描いていくための第一歩として、循環・つながり・創造を思考する連続ワークショップを実施いたしました。

 

【全体構成と取り組み】

自然共生ワークショップでは、佐渡島の現状や課題から、10年後のあるべき姿とその課題解決案を議論し、全5回のワークショップの結果、佐渡島ならではの現状や課題、強みを把握するとともに、循環をキーワードに、10年後のありたい「まち・くらしの像」を可視化しました。

最終回には、佐渡市長 渡辺竜五氏にも激励に来ていただき取り組みへの期待をお話しいただきました。